はじまりはいつも突然に。準備は簡単、テントを持たずに最低限のキャンプギアを丸目にカスタムしたGORDON MILLERのハイエースに積み込み、1泊2日のバンライフ車中泊を楽しむことにする。天然木を使いキャンピングカー仕様に改造したハイエースなら思い立った時に非日常が味わえる旅に出かけられる。今日は、春の風をもとめて富士山、富士五湖方面へ。
目次
・ 日の出から楽しむバンライフ・ バンライフの道中もハイエースなら特別な時間に
・ テント要らずのバンライフ
・ 夕食の準備も気ままなバンライフ
・ ハイエースで迎えるバンライフの翌朝
・ 今回の旅先
日の出から楽しむバンライフ
朝日に照らされバンライフへ出発するGORDON MILLER ハイエース(GMLVAN V-01)
まだ暗い時間、静まり返った住宅街を抜け出し、国道に出たらしばらく車を走らせ、高速道路に滑り込む。お気に入りの音楽を聞きながら早朝のドライブ を楽しむ。2時間ほど車を走らせたところで空が徐々に明るくなってきた。高速道路を降りて国道へ、空気がまだ冷たい。木々の間から朝日が見える、今日はいい天気になりそうだ。湖面に映る朝日が見える場所を見つけたので車を停め朝日に見惚れる、日の出の瞬間はたまらない。
バンライフの道中もハイエースなら特別な時間に
富士五湖周辺の桜とGORDON MILLER ハイエース(GMLVAN V-01)
キャンプ場へ向かいながら富士五湖周辺をドライブ。窓を開けて走るにはまだ少し早いが車内を通り抜ける風が心地良い。草花が芽吹き本格的に春の訪れ を感じる、ここは標高が高いからまだ桜が咲いている。桜を見られてちょっと得した気分、思わず桜を背景に写真を撮る。
峠道から富士山を臨むGORDON MILLER ハイエース(GMLVAN V-01)
新緑の林道を抜け、富士山の見える峠道を走り、道中に良い景色があれば車を停めてコーヒーを淹れる。そして、リアハッチを全開に開けた車内から見え る景色を堪能する。車内の天然木は落ち着く、まるで山小屋にいるかのような気分になる。
テント要らずのバンライフ
湖畔にGORDON MILLER ハイエース(GMLVANV-01)を停めてバンライフ車中泊の準備
キャンプ場に到着。今日は、湖畔ギリギリに車を停められるここのキャンプ場に決めた。毎回、車の停め方にはちょっとした”こだわり”がある、それはリアハッ チからの眺めと、寝心地を良くするために車体を水平に保つこと。場所が決まったらオーニングを広げキャンプギアを置く、あっけなくキャンプサイトが 完成。テントを張らない手軽さがバンライフの良いところだと実感する。
夕食の準備も気ままなバンライフ
GORDON MILLER ハイエース(GMLVAN V-01)でのバンライフ車中泊、湖畔の夜が更けていく
日も暮れ始め、あたりも暗くなってきた。ランタンに火を灯し夕食の準備を始める。バンライフなら食材も調理器具も必要な分を車からすぐに取り出せる。夕食は肉と決めていた、調理は焚き火で豪快に。オリーブオイルをひいたフライパンにニンニクを入れて炒め、塩と胡椒をふった肉を焼き、香りづけにローズマリーを添えるだけの簡単料理。ほどよく焼けたところで、焚き火を眺めながらビールを飲み、焼きたての肉を味わう、旨いのは間違いない。いつしかあたりは暗闇に、今日は夕日が見られなくて残念、次回は夕日を眺めにこよう、などと考えを巡らせながら焚き火を楽しむ夜は更けていく。
ハイエースで迎えるバンライフの翌朝
バンライフ車中泊の翌朝、GORDON MILLER ハイエース(GMLVAN V-01)が新鮮な空気に包まれた
バンライフ車中泊の朝は早い。今日は小雨まじりの薄曇り、鳥の囀りが聞こえる。湖に目をやるとボートに乗って釣りをする人が見える、釣り人の朝も早い。
昨夜遅くは風が強く雨が降っていたが、テントとは違って車内なら安心してぐっすり眠ることができた。リアハッチを開くと朝の新鮮な空気が一気に流れ込む。しばらくの間、車内から見える湖畔の景色を楽しもう。
今回の旅先
山梨県 富士五湖
【旅の経路】
山中湖 → パノラマ台(山中湖) → 国道413 → 国道139 → 青木ヶ原 → 県道21 → 西湖