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バンライフで巡る山陰の絶景、時間を手放した先にある非日常という贅沢

2026.07.07 バンライフで巡る山陰の絶景、時間を手放した先にある非日常という贅沢

旅に必要なのは、予定を埋めることではない。むしろ、何も決めすぎないこと。その日の空の色や、潮風の匂い、ふと目に留まった景色に心を委ねる余白こそが、旅を豊かにしてくれる。山陰地方には、そんな旅がよく似合う。

日本海に沿って続く道、波が削り出した断崖、夕日に染まる湖面や海岸、そして歴史を重ねた街並み。バンライフや車中泊だからこそ出会える、自由な時間。それは、目的地を巡る旅ではなく、景色とともに暮らすような旅だ。

目次

1.山陰が秘める静寂の絶景、城原海岸と鴨ヶ磯
2.風が描く一日限りの芸術、鳥取砂丘
3.神話が息づく海辺のひと休み、白兎神社
4.夕日が一日を静かに締めくくる場所、稲佐の浜
5.ゆっくりと流れる時間に身を委ねる、出雲大社
6.関門海峡を渡り阿蘇の絶景へ
7.くじゅう花公園で迎える絶景の朝

1.山陰が秘める静寂の絶景、城原海岸と鴨ヶ磯

城原海岸に停車するNV200バネットベースC-01
城原海岸
城原海岸

車を降りると、耳に届くのは波が岩を打つ音と、風が木々を揺らす音だけ。観光地特有の賑わいとは少し距離を置いた、穏やかな時間が流れている。

城原海岸は、切り立つ岩肌と透き通る日本海が織りなす雄大な景色が魅力。海の青さは時間や天候によって表情を変え、晴れた日には吸い込まれそうなほど深く、美しいコバルトブルーが広がる。

城原海岸
〒681-0071 鳥取県岩美郡岩美町田後

磯ヶ浜へ続く小道
磯ヶ浜横の岩場
磯ヶ浜横の岩場
磯ヶ浜
磯ヶ浜

一方の鴨ヶ磯は、自然が長い年月をかけてつくり上げた岩礁や入り江が連なる海岸。遊歩道をゆっくり歩けば、荒々しい岩場と白い砂浜が織り成す絵画のような風景が視界に飛び込んでくる。長い歴史が作り上げた岩の様相は力強く、それでいてどこか心を落ち着かせる不思議な魅力がある。

鴨ヶ磯
〒681-0071 鳥取県岩美郡岩美町田後

2.風が描く一日限りの芸術、鳥取砂丘

鳥取砂丘
鳥取砂丘
鳥取砂丘
鳥取砂丘

見渡す限りの砂。風だけが描いた模様がどこまでも続いている。歩くたびに靴が砂へ沈み、振り返れば自分たちだけの足跡。同じ景色は二度とない。自然が毎日描き直す、一日限りのキャンパス。

鳥取砂丘 防砂林
鳥取砂丘 防砂林

砂丘の入り口付近には、クロマツが植えられている。これには、農地や集落を飛砂から守る目的がある。日本ではこの場所でしか見られない砂の絶景も、その土地で暮らす人にとっては生活を共にする風土だ。日常を離れ、絶景を楽しみ風土を知る時間が心地いい。

鳥取砂丘
〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971

3.神話が息づく海辺のひと休み、白兎神社

白兎海岸 淤岐之島(おきのしま)

鳥取砂丘から車を西へ走らせる。昼時になって因幡の白兎で有名な、道の駅 神話の里 白うさぎに到着。道を挟んだ反対側には神話の舞台となった白兎(はくと)海岸が広がり、淤岐之島(おきのしま)が静かに浮かぶ。

白兎神社 鳥居
白兎神社 鳥居
白兎神社 手水舎
白兎神社

道の駅側にある白兎神社は、神話の世界に登場する場所でありながら、その佇まいはどこか素朴で、肩の力を抜いて立ち寄れる心地よさがある。

鳥居をくぐると、木々の間を吹き抜ける風が心地よく、境内にはゆったりとした時間が流れる。旅の安全を願って手を合わせる人、静かにベンチでひと休みする人。それぞれが思い思いの時間を過ごしている。

目的地を一つ増やすのではなく、旅の途中に心を整えるために立ち寄りたくなる場所。

道の駅 神話の里 白うさぎ
〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎613

4.夕日が一日を静かに締めくくる場所、稲佐の浜

稲佐の浜 夕日 夕焼け
稲佐の浜 夕日 夕焼け
夕暮れの稲佐の浜とNV200バネットベースC-01

一日の終わりに車を走らせて向かったのは、出雲大社からほど近い稲佐の浜。夕暮れが近づくにつれ、海から吹く風は少しだけやわらかくなり、空と海はゆっくりと色を変え始める。

弁天島に立つ小さな祠をシルエットに、水平線へと傾いていく太陽。茜色に染まる空は刻一刻と表情を変え、その美しさに言葉を失う。

砂浜には、同じ景色を眺める人たちの姿がある。それでも不思議なほど静かで、それぞれが思い思いの時間を過ごしている。車中泊の旅だから、日が沈む時間を気にして予定を切り上げる必要はない。

太陽が海へ溶け込む最後の瞬間まで見届け、空に残る淡い余韻までゆっくり味わう。旅先だからこそ出会える、何もしない贅沢な時間。

稲佐の浜
〒699-0702 島根県出雲市大社町杵築北仮之宮 稲佐の浜入口

5.ゆっくりと流れる時間に身を委ねる、出雲大社

出雲大社 道の駅 朝日

出雲大社近くの道の駅で仮眠した翌朝。夜明けと共に目を覚ます。

出雲大社 鳥居
出雲大社
出雲大社 鳥居

道の駅を出るとすぐに出雲大社一つ目の鳥居が目に飛び込んでくる。早朝の出雲大社前は静かだが、何か力強く鮮明な印象を受ける。

出雲大社 鳥居
出雲大社 鳥居

鳥居が2つ、3つと続く。出雲大社には4つの鳥居があり、一つくぐるごとに少しずつ神様へ近づく意味があるそうだ。

出雲大社 ムスビの御神像
出雲大社 手水舎
出雲大社 鳥居

さらに奥へ進むと、神話の一つ瞬間が表現された像が現れる。大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が縁結びの神であるムスビの大神となられた神話が表現されたムスビの御神像。出雲大社が結びの聖地と言われる所以だ。その横にある手水舎で手と口を清め、4つめの鳥居をくぐる。

出雲大社 拝殿
出雲大社 八足門
出雲大社 素鵞社(そがのやしろ)

4つめの鳥居をくぐると拝殿があり、その後ろに八足門、さらに反時計回りで裏へ回るとヤマタノオロチ退治で有名なスサノオノミコトをお祀りする素鵞社(そがのやしろ)がある。出雲大社の参拝は二礼四拍手一礼だ。一つ一つの社で参拝し、たくさんのGORDON MILLER OWNERさんと出会えていることに感謝を伝える。

そして、もう一つ大事なこと。出雲大社で有名な大しめ縄は、拝殿ではなく神楽殿にある。今後、参詣される方はお間違いないように。

出雲大社
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195

6.関門海峡を渡り阿蘇の絶景へ

関門海峡 関門橋
阿蘇 大観峰
阿蘇 大観峰
阿蘇大観峰 駐車場 ハイエース キャラバン バネット ハイゼットカーゴ

この日はGORDON MILLER CARAVAN vol.4の前日。コースの下見へ向けて車を大分へ向けて走らせる。関門海峡を渡り、阿蘇大観峰へ。この時はまだ、翌日の天気があんなことになるとは、予測が追い付いていなかった。CARAVANの詳しい様子は別記事で。

阿蘇 大観峰
〒869-2313 熊本県阿蘇市山田

7.くじゅう花公園で迎える絶景の朝

くじゅう花公園の朝
くじゅう花公園の朝 NV200バネットベース C-01
くじゅう花公園 ハイエース バネット ハイゼットカーゴ

悪天候だったGORDON MILLER CARAVAN vol.4の翌朝。車中泊会場になった”くじゅう花公園”は高原らしいひんやりとした空気の中で、雨上がりの絶景が顔を出した。
関東から大分までの往復。途中に寄り道をしながら日本の絶景や原風景、そして文化を楽しむ。バンライフの魅力は、人それぞれに無理なく自然体で好きなように楽しめること。

さて、次はどこへ行こうか。

くじゅう花公園
〒878-0201 大分県竹田市久住町大字久住4050

■今回の旅先
城原海岸~磯ヶ浜~鳥取砂丘~白兎海岸~白兎神社~~稲佐の浜~出雲大社~阿蘇大観峰~くじゅう花公園

【著者:ナチュール】
ワイン好きなGORDON MILLERスタッフ。特にナチュール系のワインが好きで、オーナーズキャンプでは参加された方々にワインを振る舞っている。プライベートではC-01に乗り、GORDON MILLERのカー用品やアパレルを私生活でも楽しみながら、その魅力を発信中。


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