GORDON MILLER MOTORS最大の特徴は、ナチュラルでフレキシブルな車内空間。そのナチュラルさを演出してくれるのがアカシアの天然木です。
オーナー様からも「見た目がかわいくておしゃれ。」と言っていただいたり、「落ち着く空間だよね。」とご購入の決め手にもなる車内の天然木ですが、家の住環境と違い温度変化が大きい車内で使うにはどの木を採用するか、気持ちよい車内にするためにはどんな内装にするかを所有する立場に立って設計しました。
そんなこだわりのポイントをGORODON MILLER MOTORSのデザイナーにお手入れの方法も交えて聞いてみました。
目次
天然木へのこだわり自分でできる天然木のお手入れ方法
まるで山小屋のような車内空間
必要十分な装備
天然木へのこだわり
バンライフを楽しむ車として、車内空間をリラックスして過ごせるようにできるかぎり天然木を使うことにこだわりました。天然木の木材はアカシア材を選びました。アカシア材は季節による伸縮が少なく、硬く、使い勝手もよく、そして耐久性にも優れているため家具や食器などにも幅広く使われている木材です。アカシア特有の落ち着いた色合いと高級感のある木目の美しさも採用の決め手になりました。天然木は使いつづけることによる経年変化も魅力で、車内空間に天然木を使っているGORDON MILLER MOTORSは、長く乗りつづけて使い込むほどにオーナー様の個性になっていくと思います。
自分でできる天然木のお手入れ方法
天然木はご自身でお手入れをするとさらに愛着がわきます。キズはペーパーヤスリで削り、仕上げに蜜蝋ワックスを塗り余分な蜜蝋ワックスを拭いて乾かします。写真はオーナーズキャンプのワークショップのものですが、参加者さんに車に使われているものと同じ木材をお渡しして、わざとキズを付けてからペーパーヤスリで削り、蜜蝋ワックスを塗り余分な蜜蝋ワックスを拭き取っていただきました。ちょっとしたキズがペーパーヤスリで消えて、蜜蝋ワックスを塗ることでツヤが蘇ることにみなさん驚かれていました。
まるで山小屋のような車内空間
天然木を多く使っている車内空間は、自然に囲まれたキャンプ場などに車を停めると、まるで山小屋にいるかのような感覚になります。ときにはドアを開けて、ときにはドアを閉めて、場所や時間によって違う使い方、楽しみ方ができるのもGORDON MILLER MOTROSの魅力のひとつです。車中泊で寝るときは天然木で覆われた天井に自然と目線が行くので天然木によるリラックス効果もあると思います。
必要十分な装備
GORDON MILLER MOTORSのGMLVANシリーズは、トヨタハイエースをベースにしたV-01、日産NV200をベースにしたC-01、ダイハツハイゼットカーゴをベースにしたS-01、そして日産キャラバンをベースにしたG-01の4車種がラインナップされており、4車種とも天然木のアカシア材を使っています。どの車種も車内空間はできるだけ無駄な装備をなくし、あえて造り込んでおらず、必要十分な装備であることも魅力のひとつです。普段使いもできて、バンライフも楽しめる、そんな車として使っていただけると嬉しく思います｡
