夏と秋が交差する季節。ふと焚き火がしたくなり、高原にある静かなキャンプ場へ向かう。早朝、準備もそこそこに軽バンGMLVAN S-01 に乗り込み、目指すは長野県大町市に位置する中山高原キャンプ場。ここのキャンプ場はロケ地としても使われる綺麗な場所で、春になると雪解け水が地中から湧き出し幻の池ができるらしい。丘に上がると高原全体が見渡せ、遠くには北アルプスの山々が見える。
目次
美しいキャンプ場こだわりのサイト選び
キャンプサイトの設営は簡単に
周辺散策に出かける
ただ焚き火を眺める時間
キャンプ場は霧の中
帰り支度も簡単
美しいキャンプ場
急ぐわけでもない、窓を全開にして走る。朝の空気に満たされた車内が心地いい。風の音に耳を傾け、日差しを浴びて走る。軽バンGMLVAN S-01 は、ターボ搭載車で高速道路もスムーズに走る。高速を降りて一般道へ、川沿いを進み山道を進んで行くと目的地に到着。キャンプ場の入り口までちょっとした登りのラフロードが続くが、4WDなので心強い。蝉が鳴くラフロードを抜けると、一気に目の前が開け丘に囲まれた美しいキャンプ場に到着。
こだわりのサイト選び
早速受付を済ます。今日の利用者は2組なので好きな場所を選んでいいとのこと。早速キャンプ場内を見て回ると、どの場所もいいので迷う。キャンプ場をぐるっと一回りして、向かい側に丘と桜の木が見える入口近くの場所をサイトと決めた。いつもサイトを決める際にはこだわりがある。それは、バックドアを開けたときに見える景色が綺麗なこと。今回もバックドアからの眺めを重視して選んだ。バックドアを開けた車内からは丘と桜の木、目の前には草原が綺麗に広がっている。草原のグリーンとメーカー塗装によるゴードンミラーオリジナルのオリーブドラブカラーがよく馴染む。
キャンプサイトの設営は簡単に
場所を決めたら、キャンプサイトの設営。設営と言ってもタープを張ってタープの下に椅子、テーブル、キャンプギアを置いたら完了。あっと言う間だ。車中泊キャンプは、テントを張らなくていいからラクチンで、その分キャンプサイトで過ごす時間が増えるし荷物も減るから気に入っている。
周辺散策に出かける
サイトでのんびりした時間を過ごし、向かいの丘を眺めると目の前の草原ではトンボがたくさん飛んでいる。少し周辺散策に出かけることに。キャンプサイトから見える丘に登り、キャンプ場全体が見渡せる場所に着くと遠くには北アルプスの山々が見え、キャンプサイトにはポツンと軽バンGMLVAN S-01 が見える。
ただ焚き火を眺める時間
焚き火の準備。あたりも暗くなってきたので、夕食を軽く済ませ焚き火の準備をする。夜になり気温も下がってきたせいか、焚き火の暖かみが心地いい。ビールを片手に時折薪をくべる、特に何かをするわけでもない、ただただ火を眺める。日も沈み周りは暗闇に包まれ、空を見上げると雲の隙間から星が現れる。ずず虫の声を聞きながら火を見つめ、静かに時間だけが過ぎていく。
キャンプ場は霧の中
早朝に目覚めるとキャンプ場は霧の中。全てのドアを開けると朝の空気が車内に流れ込む。霧がキャンプ場を覆っていて、朝日に照らされる霧は幻想的だ。車もタープも霧で濡れ、まるで雨が降ったかのようだ。霧の中、昨日登った丘へ向かう。キャンプ場の向こうには朝日に照らされた北アルプスが見える。丘に囲まれたキャンプ場はまるで霧の池ができたように見えて美しい。つい時間を忘れてぼーっと眺めてしまう。
帰り支度も簡単に
キャンプサイトに戻り、コーヒーを入れ、ホットサンドを作り、霧に囲まれた草原を眺めながら朝食を食べる贅沢な時間。霧がだんだんと晴れていき、日が昇るとともにタープも乾いていく。そろそろ帰り支度の時間だ。帰り支度と言っても使ったキャンプギアを車に戻す感覚だ。タープをたたみ、テーブルや椅子、焚き火道具をしまえば帰り支度も完了。今日は霧が出ていたので、テントの場合はテントを乾燥させるまでに結構時間がかかったはずだ。軽バンGMLVAN S-01 は、調光機能付きLEDダウンライト、遮光カーテン、断熱施工が標準装備でついているので、テント不要ですぐに車中泊キャンプが始められる。思い立ったときに行きたいところへ気軽に行けて、行き先で思い思いの楽しみ方ができる、日常使いから非日常使いまで気軽に使えるバンライフカーだ。
今回の旅先
長野県大町市に位置する中山高原キャンプ場
【旅の経路】
関越自動車道 → 上信越自動車道 → 北陸自動車道 → 県道 → 中山高原キャンプ場