車にまつわるさまざまなことに向き合うGORDON MILLERチームのメンバー。それぞれが自らの愛車や日々送っているカーライフからインスピレーションを受けながら活動を行なっています。車に求めるものや好むスタイルはメンバーによって千差万別。それらが混じり合うことで、GORDON MILLERのさまざまなアウトプットに結びついています。そこで、この連載ではGORDON MILLERチームのメンバーやゆかりのある人々の車とスタイルの片鱗をお伝えしていきます。
4回目となる今回は、GORDON MILLER KURAMAEのスタッフ、小澤 隆之さんにインタビュー。スポーツカーも高級車も、コンパクトカーもSUVも、あらゆるクルマを乗り継いだ末に、なぜC-01にたどり着いたのか。小澤さんの言葉に見る、C-01を選んだ理由とは。
目次
・ クルマ業界で長年勤めた先に。・ 「C-01」は車中泊ができるのに日常使いでも快適。
・ 車中泊を快適にするコツは寝袋ではなく布団!
・ トライアスロンでヘトヘトになったあとに「C-01」で睡眠を
クルマ業界で長年勤めた先に。
1974年生まれ、埼玉県出身。〈日産〉のディーラーに12年勤めたのち、2007年に「オートバックス」へ転職。2021年から「GORDON MILLER KURAMAE」のスタッフに。2022年にC-01を購入。趣味はトライアスロン。
ー小澤さんは、ずっとクルマ業界にいらっしゃいますが、元からクルマはお好きだったんですか?
小澤:たぶん世代的にF1を見ていたこともあって、スーパーカーにめちゃくちゃ憧れてたんです。そこから高校を卒業してクルマの専門学校に進学して、クルマをいじるのが好きだったので〈日産〉のディーラーにメカニックとして就職しました。
ーそこから2007年に「オートバックス」へ入社されたわけですが、入社したときはどんな仕事を?
小澤:クルマの売買をする部署にいました。前職の〈日産〉でもメカニックのあとにクルマの売買に関わっていたので、スキルが活かせるとのことで。
ーその後も異動があったんですよね?
小澤:2013年から、縁もゆかりもない広島に転勤となって(笑)、そこでもクルマの売り買いの指導役をしていました。広島には結局6年いて、指導以外にもカー用品のカウンセラーなんかもしていて、東京に戻ってきたんです。
ー「GORDON MILLER KURAMAE」へ異動になった経緯を教えてください。
小澤:東京に戻ってからも同じような仕事をしていたんですけど、「GORDON MILLER KURAMAE」ができるタイミングで社内公募があったんです。それに応募をして。
ーなぜ、応募しようと?
小澤:やっぱり単純にかっこいいなと思ったんです。これまでクルマも、カー用品も、こんなアプローチをしているところなんてなかったですしね。
ーいま、「GORDON MILLER KURAMAE」ではどういった業務をされているんでしょうか。
小澤:普通に接客もしていますし、クルマの販売もさせてもらっています。
ーこれまでも、いろんなクルマを修理して、販売もされてきた小澤さんに接客されたら、説得力もありますよね。
小澤:ただ、店舗経験がなかったんですよ。新卒入社であれば最初は研修で「オートバックス」の店舗で働きますけど、ぼくの場合はそれがなかった。なので、洋服の売り方とかは最初は全然わかんなかったですよね(笑)。
「C-01」は車中泊ができるのに日常使いでも快適。
ー小澤さんのクルマ愛は伝わってきたのですが、これまでどんなクルマを乗り継いできたんでしょう?
小澤:〈日産〉にいたこともあって、〈日産〉のクルマしか乗ってないんです。「フェアレディーZ」からはじまって、「スカイライン」「アベニール」「キューブ」「ムラーノ」「インフィニティ」。そして、いまが「C-01」ですべて〈日産〉です(笑)。一瞬、〈ホンダ〉に乗っていたこともあります。広島に勤務していたときに、そこでトライアスロンをはじめたんです。そのときに「インフィニティ」を持て余して、〈ホンダ〉の「フィット」に。
ーそこからなぜC-01に? これまでの愛車遍歴を見るとスポーティーなクルマばかりですけど。
小澤:まず、スライドドアのクルマが便利というのはずっと思ってたんです。日本の道路事情を考えても、駐車場が狭かったりしますよね。だからミニバンに乗ったら戻れなくなるなって想像ができてたんです。で、〈日産〉だと「エルグランド」になっちゃうんですけど、そんな大家族なわけじゃないし、「ハイエース」だと気軽に買い物も行けない。だけど「C-01」のサイズ感だと日常使いも違和感がないので。
ー逆に不便は感じていますか?
小澤:強いて言うなら、いままでの自分の愛車遍歴からすると、ちょっと遅いなってくらいです(笑)。ただ、年齢を重ねると動体視力も落ちていくし、ちょうどいいんですけどね。
ー小澤さんはコヨーテじゃなくてオリーブドラブだったんですね。
小澤:そこは、なにも迷いがなかったですね。一目惚れでした。
車中泊を快適にするコツは寝袋ではなく布団!
ー実際、小澤さんは車中泊されていますか?
小澤:何度かやりましたね。妻と息子と、広島まで行ったこともありますし。
ー遠いところまで!
小澤:妻も子供もはじめての車中泊でしたけど、本当に気に入ってましたよ。夜にお好み焼き食べて、スーパー銭湯に行ってから、車中泊を。
ーどこに停めて過ごしたんですか?
小澤:ホテルの駐車場でした。車中泊してOKな駐車場で、1泊1,000円支払えばホテルのトイレが使えるし、追加料金を払えばお風呂も使えて。
ー車中泊を快適にするコツってありますか?
小澤:布団です。家の布団。妻が神経質だから寝袋だと寝られないと思っていたので、普段寝ている布団を持っていったんです。やっぱりあたたかさとか、においとかがいつもの寝室と同じだと、不思議と安心して熟睡できるんですよね。息子もぐっすりでしたし
ーその後、家族で車中泊しようという話しにはなっています?
小澤:チャンスがあったら全然行きたいって言ってますね。妻もはっきりしている性格なので、それは本当だと思います(笑)。
ーそうした旅行で、その日の夜の宿泊のことを考えなくていいとなると、本当に気楽ですよね。
小澤:チェックインもしなくていいし、自分たちの好きなタイミングですべてができますからね。次の日も、自分たちが起きた時間に動けばいいし。
ー3人となると、荷物の積載量が少ないとかは感じませんでしたか?
小澤:たぶん、どんな大きさのクルマであっても、結局積められるだけ積んじゃうと思うんです。だから、ある程度制限があったほうが、その決められたスペースの中でうまくやりくりするんですよね。「GORDON MILLER」の収納グッズも、そういうときにこそ活躍してくれて。
ーなかでも、これがよかったというおすすめはありますか?
小澤「コーデュラ タクティカル ソフト マルチ ボックス」ですかね。細々したものを整理するのに最適で。コーヒーセットをいま入れてるんですけど、持ち運びも楽だし、見た目もかっこいいですし。
いま整理術も研究中です。「GORDON MILLER MOTORS」の最適な収納を、提案できるように。
トライアスロンでヘトヘトになったあとに「C-01」で睡眠を
ー販売員&ユーザーとして、購入を悩まれてる方の背中を押せるようなポイントを教えていただけますか?
小澤:車中泊ができると聞くと大袈裟なクルマに感じてしまうけど、普段使いもまったく問題なくできます。ハイブリッドに使えるクルマって、そう多くないので、本当におすすめしたいです。
それと、そこまで広くはないからこそ、工夫していろいろと拡張できるんです。オーニングもそうだし、ルーフボックスもそうですね。選択肢がたくさんあるのも魅力のひとつだと思います。
あと思うのが、いまのクルマってどんどん便利になって、たくさんの機能がついていますよね。だけど、そうなると壊れる箇所が多くなる。逆に「C-01」は必要最低限の機能だけなので、余計な心配をしなくて済むよさもあります。
ー最後に、今後「C-01」としたいことってありますか?
小澤:やっぱり、トライアスロンの大会に出たいですね。トライアスロンが終わったあとに「C-01」で銭湯に行って、その土地のおいしいものを食べて「C-01」で寝る…想像しただけで最高です(笑)。