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ナチュールのバンライフ|NV200バネットベースのC-01で山梨のワイナリーと絶景を車中泊しながら楽しむ旅 後編

2025.06.16 ナチュールのバンライフ|NV200バネットベースのC-01で山梨のワイナリーと絶景を車中泊しながら楽しむ旅 後編

山梨県甲州市にある4箇所のワイナリーを訪れ、絶景を眺められるRVパーク 勝沼ぶどうの丘で車中泊(この様子は前編で)した翌日。今日もすっきりしない天気のなか、甲斐市のサントリー登美の丘ワイナリーを目指す。その後は、山間の風景を楽しみながらドライブして岐阜の飛騨地方にあるキャンプ場で車中泊の予定。今回はどんな絶景を楽しめるのか、期待に心躍らせながらC-01のエンジンをかける。

目次

1.絶景を眺められワインを学べるサントリー登美の丘ワイナリー
2.甲州ぶどう畑散策ツアーなら畑の中まで入れる
3.山梨県から岐阜県高山市へ
4.飛騨高山の山に囲まれた”くるみ温泉&キャンプ場”
5.山と川と白ワイン
6.バンライフの帰路へ

絶景を眺められワインを学べるサントリー登美の丘ワイナリー

サントリー登美の丘ワイナリー 入口
垣根仕立てのぶどう畑
垣根仕立ての甲州ぶどう畑と奥に広がる甲州盆地

車中泊した甲州市を離れ、高速道路を走って40分ほど。甲斐市の山すそに広がるサントリー登美の丘ワイナリーさんに到着。登美の丘ワイナリーでは、総面積150ヘクタール、東京ドーム32個分という広大な土地でブドウ栽培からワイン作りまで行っている。敷地に入れば斜面にはぶどう畑が広がり、その向こうには甲府盆地とそれを囲む山々を眺めることができる。山すそに広がる雲も美しいが、晴れていれば富士山を臨む絶景が広がる。

甲州ぶどう畑散策ツアーなら畑の中まで入れる

垣根仕立ての甲州ぶどう畑と奥に広がる甲州盆地
雨露に濡れたぶどうの蕾

登美の丘ワイナリーでは、複数の有料ツアーがある。今回は、甲州ぶどう畑 散策ツアーを申し込んだ。畑まで案内いただき、甲州ぶどうの特徴や畑(テロワール)の特徴について説明を聞いた。山梨では、すぐ上の画像のような棚仕立ての畑をよく目にするが、登美の丘ワイナリーでは、3つ上の画像のような垣根仕立てでも甲州ぶどうを栽培している。ヨーロッパなどでは垣根仕立ての栽培が多いようだ。畑見学の後は、垣根仕立ての甲州ぶどうを使ったワインの試飲があったが、私は運転があるのでジュースを。メルローをつかったジュースだったがトマトやパプリカのような野菜っぽい風味もあって美味しかった。

直売所もあるので、試飲で飲めなかった垣根仕立てで栽培された甲州ぶどうを使ったワイン、「登美の丘 甲州 若木園育ち 2020 ワインのみらい」を購入。甲州ぶどうで作られたワインの香りは若干ミネラリーで、柑橘系のすっきりとした味わい。そして飲み込むと少し苦みを感じることが多い。日本のワインだし、和食によく合うとも言われる。今度、刺身に合わせて飲んでみよう。

サントリー登美の丘ワイナリー
https://www.suntory.co.jp/factory/tominooka/
〒400-0103 山梨県甲斐市大垈2786

山梨県から岐阜県高山市へ

開田高原 柳又ビュースポットから眺める御嶽山

2日間、山梨の絶景とワイナリーを楽しんだ後は、山の景色を眺めながらワインを楽しみたいと思い、岐阜県高山市のキャンプ場を目指す。伊那ICで高速を降りて山道を走っていると、途中でミニチュアのような風景に出会った。
晴れていれば画像左上には御嶽山がそびえ立ち、右側には山の奥から川が流れその横には民家が数件。まるで絵に描いたような風景だ。ここは開田高原の柳又ビュースポット。駐車場もあるので、じっくり写真も撮れる。今度は晴れた時に再訪したい。

飛騨高山の景色
飛騨高山の山と川

ドライブをしていると、思うことがある。
普段見慣れない景色、そしてそれぞれの土地で感じる空気。それらは、そこに暮らす人々の文化にも影響する風土と呼ばれる。飛行機や電車は、行き先まで楽に過ごせるし景色をのんびり楽しめる。それはそれで私も好きだ。しかしながら、ドライブだと窓を開けながら走って、途中で休憩して風を感じて食を楽しみ、行き先までの風土も楽しめる。風土と景色が交わって風景というわけだ。日本という島国では、山・川・海という自然を次々に感じられ、見たことがない風景は常に心躍る体験と思い出に変わっていく。

飛騨高山の山に囲まれた”くるみ温泉&キャンプ場”

くるみ温泉&キャンプ場
受付け棟は昔ながら民家 くるみ温泉&キャンプ
キャンプ場の横は小川が流れる くるみ温泉&キャンプ
くるみ温泉&キャンプの源泉かけ流し温泉 家族風呂

今夜は岐阜県高山市にある、くるみ温泉&キャンプさん。高山市の街中までは40分くらいだが、周囲は山に囲まれ、すぐ横には小川が流れ、小川のせせらぎが心地よいキャンプ場だ。小川へはすぐ近くまで降りることができ、この時期は川釣り客も多いらしい。受付けは昔ながらの民家で趣があり、すぐ横には山の湧き水を使った天然の冷蔵庫もある。受付時には、源泉かけ流しの温泉を時間制で予約できるので、お酒を飲む前にゆっくりと昼間の疲れを流し落とせる。

くるみ温泉&キャンプ
https://www.kurumionsen-camp.jp/
〒509-3313 岐阜県高山市朝日町胡桃島8

山と川と白ワイン

キャンプ場に停車するNV200バネットベースのGMLVAN C-01
C-01のすぐ横でキャンプ場で晩御飯の準備
山と川と白ワインとおつまみ

さて、今日も1件のワイナリ―を見学してワインを購入し、ドライブを楽しんだ後は温泉でゆっくりした。ここからは一人晩餐会の始まりだ。今夜は、前編で立ち寄ったフジクレールワイナリーさんの白ワイン「LADY beetle 【WHITE.N】」とキャンプ場に来る途中のスーパーで買ったおつまみ達。
キャンプ場でも車中泊のナチュールは、オーニングすら開かずにテーブルとイスだけ広げて料理もせずにのんびり晩餐会。フジクレールワイナリーのLADY beetleはキャンプ向けに作られたワイン。飲み切れなかったら残せるようにスクリューキャップだったが、ミネラル感と柑橘系の味わいが山と川の空気にぴったりで、結局一人で飲み切ってしまった。

バンライフの帰路へ

車中泊の翌朝、最後まですっきりしない天気だったが雨は降らなかった。せめて雨が降らなかったのは、GORDON MILLERの雨男”ゴンザレス”がいなかったからだと思いながら、キャンプ場を後にする。せっかく高山まで来たのだから、高山の朝市によって帰ろうと思い市街へ向かう。その途中、またしても絵画のような絶景に出会う。美女街道展望台だ。すっきりしない天気なので、奥の山々をきれいに撮影できなかったが、晴れていれば剣ヶ峰や朝日岳など3,000m級の山々を眺めることができるようだ。
風景は季節や天気によっても見え方が変わるのも楽しい。今度は、また晴れた時に見に来よう。山の中を走ったバンライフだったので、紅葉の季節もきっと美しいだろう。
さて、次はどこへ行こうか。

■今回の旅先
サントリー登美の丘ワイナリー~くるみ温泉&キャンプ

【旅の経路】
サントリー登美の丘ワイナリー → 中央道 → 伊那IC → 国道361号 → 県道435号 → くるみ温泉&キャンプ

【著者:ナチュール】
ワイン好きなGORDON MILLERスタッフ。特にナチュール系のワインが好きで、オーナーズキャンプでは参加された方にワインを振る舞っている。プライベートではC-01に乗り、GORDON MILLERのカー用品やアパレルを私生活でも楽しみながら、その魅力を発信中。


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