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絶景を求めて車中泊。星峠の棚田から千里浜なぎさドライブウェイへ、北陸を巡るバンライフ旅

2026.06.02 絶景を求めて車中泊。星峠の棚田から千里浜なぎさドライブウェイへ、北陸を巡るバンライフ旅

時計は午前二時。静かに車の扉を開けてエンジンをかける。
窓の外には人影もなく、普段なら寝ている時間に出発する特別な時間。

コンビニで買った熱いコーヒーをカップホルダーに置き、高速道路へ滑り込む。
夜のサービスエリアには独特の空気がある。長距離トラックのアイドリング音。白く浮かぶ自販機の灯り。眠気と期待が混ざる時間帯だ。

今回は、OWNERS CAMPが開かれる石川県七尾市能登島を目指し、道中の絶景を楽しむ旅。夜明けと共に、フロントガラスの向こうで少しずつ色づいていく景色。「旅が始まった」と実感する瞬間。

目次

1.朝霧の水鏡、星峠の棚田
2.歴史と断崖と波音、親不知子不知
3.鉄橋の絶景、黒部峡谷鉄道宇奈月駅
4.山廃仕込みと言えば天狗舞
5.仕込水も味わえる吉田酒造
6.仲間が集うOWNERS CAMP
7.キャラバン走行した千里浜なぎさドライブウェイ

1.朝霧の水鏡、星峠の棚田

星峠の棚田
星峠の棚田
星峠の棚田

空がわずかに青みを帯び始めた頃、新潟県十日町市の星峠の棚田へ到着した。山の空気は冷たく、窓を開けると湿った土の匂いが流れ込んでくる。

駐車場に車を停めて展望台へ歩くと、眼下には幾重にも重なる棚田。水を張った田んぼが空を映し込み、淡い朝焼けを静かに受け止めていた。

少し雨が降っていたせいか田んぼの水は濁り気味だったが、風が止む瞬間、水面は鏡のようになる。霧がゆっくりと山肌をなぞり、その瞬間から朝日が差し込む光景。息を呑む静けさだ

星峠の棚田 駐車場

観光地というより、“日本の原風景”という言葉が似合う場所。派手さはない。だが、車を走らせてでも見に来る価値がある朝だった。駐車場は、展望台をもう少し奥まで進むと右手にあり、トイレもある。

星峠の棚田
〒942-1351 新潟県十日町市峠

2.歴史と断崖と波音、親不知子不知

親不知子不知

山を下り、日本海沿いを西へ走る。窓の外には鉛色の海。時折吹きつける潮風が、旅の匂いを濃くしていく。ただ、早朝からの生憎な天気は、親不知海岸に着いても続いている。
古くから“難所”として知られたこの場所は、切り立った崖と荒い波が印象的だ。

親不知子不知 海岸へ下る小道
親不知子不知 海岸

海岸まで下りると、丸みを帯びた石が足元で転がる。波が砕ける音だけが響き、人の声はほとんどない。

親不知子不知 海岸
親不知子不知

昔の旅人たちは、この崖沿いを命がけで越えたという。親が子を顧みる余裕もなかったことから、「親不知」と呼ばれるようになった歴史。そんな背景を知ると、目の前の景色がさらに深く見えてくる。

ただ美しいだけではない海。厳しさと静けさを同時に抱えた風景。

親不知子不知
〒949-0111 新潟県糸魚川市市振

3.鉄橋の絶景、黒部峡谷鉄道宇奈月駅

黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
黒部峡谷鉄道 宇奈月駅

富山へ入り、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅へ向かう。山あいの町に近づくにつれ、川の色が鮮やかなエメラルドグリーンへ変わっていく。駅の周辺には、どこか懐かしい温泉街の空気。土産店の軒先。雨に濡れた鉄橋。ゆっくり歩く観光客たち。

黒部峡谷鉄道 トロッコ電車

しばらく待っていると、峡谷の奥からトロッコ列車が姿を現した。ガタン、ゴトンという軽やかな音を響かせながら、赤い橋をゆっくり進んでいく。小さな車体。むき出しの窓。山風を受けながら走る姿。まるで時間だけが昔に戻ったような風景だ。

黒部峡谷鉄道 鉄橋

黒部川の流れを見下ろしながら進む列車を眺めていると、「急がなくていい旅もある」と思えてくる。目的地だけではなく、移動そのものを楽しむ時間。車旅とどこか似ている。

黒部峡谷鉄道 宇奈月駅
〒938-0283 富山県黒部市黒部峡谷口11

4.山廃仕込みと言えば天狗舞

車多酒造
車多酒造 SAKE SHOP mau
車多酒造 SAKE SHOP mau

いよいよ、石川県へ入る。長距離移動の疲れが出始める頃だが、不思議と気持ちは軽い。

最初に立ち寄ったのは、白山市の車多酒造。代表銘柄「天狗舞」で知られる老舗酒蔵だ。併設されたSAKE SHOP mau.では飲み比べもできるが、運転もあるので甘酒を一杯。心地よい酸味が運転の疲れを癒してくれた。

キャンプ用に山廃仕込み純米酒 天狗舞を一本購入。深い旨味と酸味の調和が特徴で、ひと口飲むと米の厚みをしっかり感じる酒。どこか力強く、寒い土地の文化を思わせる味わいだ。

車多酒造
〒924-0823 石川県白山市坊丸町60‐1

5.仕込水も味わえる吉田酒造

吉田酒造
吉田酒造

車多酒造から車で5分程。銘酒「手取川」が有名な吉田酒造では、空気が少し変わる。手取川は、透明感のある飲み口で、華やかな香りが印象的だ。

吉田酒造

今回は、ワイングラスに似合う料理にもカジュアルに寄り添うという吉田蔵u石川門百万石乃白を購入。繊細でやわらかい味わいは、日本酒初心者にも飲みやすい。同じ石川県の酒でも、ここまで表情が違うのかと驚かされる。

吉田酒造

お酒を購入する窓口の横には日本酒の仕込水を飲むことができる。購入したお酒に使われている水をまずはそのまま飲んでみるのも面白い経験になる。

吉田酒造
〒924-0843 石川県白山市安吉町41

6.仲間が集うOWNERS CAMP

能登島家族旅行村Weランドに集まったGORDON MILLER MOTORS

新潟から富山に立ち寄って石川まで、道中を楽しんだ後はGORDON MILLER OWNERS CAMP vol.14。主催者側の私たちですが、いつも参加いただいたオーナーのみなさんと心の底から楽しんでしまうイベント。

能登島家族旅行村Weランドから帰路につくオーナーさん
能登島家族旅行村Weランドから帰路につくオーナーさん

オーナーのみなさんと過ごすあっという間の1泊2日。会場の能登島家族旅行村Weランドは、景色もスタッフさんも素晴らしいキャンプ場。毎回名残惜しい気持ちでみなさんを見送り、今回のOWNERS CAMPも無事に終えることができた。当日の詳しい様子は、別記事で。

能登島家族旅行村 Weランド
〒926-0211 石川県七尾市能登島向田町牧山

7.キャラバン走行した千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイに並ぶGORODN MILLER MOTORS
千里浜なぎさドライブウェイに並ぶGORODN MILLER MOTORS

OWNERS CAMP後、吸い込まれるようにオーナーさん達が集まった千里浜なぎさドライブウェイ。ここは、車両乗り入れ可能で、ドライブを楽しめる砂浜。イベント後も最後まで楽しむのがGORDON MILLERのバンライフ。今回も心の底から楽しんだ旅になった。
さて、次はどこへ行こうか。

千里浜なぎさドライブウェイ
〒925-0044 石川県羽咋郡羽咋市新保町

■今回の旅先
星峠の棚田~親不知子不知~黒部峡谷鉄道 宇奈月駅~車多酒造~吉田酒造~能登島家族旅行村 Weランド~千里浜なぎさドライブウェイ

【著者:ナチュール】
ワイン好きなGORDON MILLERスタッフ。特にナチュール系のワインが好きで、オーナーズキャンプでは参加された方々にワインを振る舞っている。プライベートではC-01に乗り、GORDON MILLERのカー用品やアパレルを私生活でも楽しみながら、その魅力を発信中。


GORDON MILLER MOTORSページでは各車種の詳細をご確認いただけるほか、資料請求も可能です。


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