バンライフ歴20年以上のベテランがC-01を選んだ理由
GORDON MILLER MOTORSのオーナーからリアルな話を聞く【OWNER’S VOICE】。6回目となる今回は、大阪府岸和田市在住の川浦さんファミリーにインタビュー。これまで10台以上のクルマを乗り継ぎ、1990年代からバンライフを続ける川浦さんファミリーは、なぜC-01に辿りついたのか。
目次
数々のクルマと歳月を経て出会った一台どこでも宿泊できる安心感
寝坊するほどぐっすり眠れる
数々のクルマと歳月を経て出会った一台
ー 早速ですが、川浦さんはこれまで、いろいろなクルマを乗り継いでこられたんですよね?
※川浦俊二さん・典子さんご夫婦と愛犬の花ちゃん。築100年以上の自宅の庭先で。
川浦俊二さん(以下、俊二):昨日数えてみたんですけど16台でした。そして、いまの「GORDON MILLER MOTORS」が17台目で。
ー すごい数ですね。
川浦典子さん(以下、典子):うちの人、クルマが本当に好きなんですよ(笑)。
ー 昔のクルマも、どれもかっこいいですね。
※川浦さんがこれまで乗り継いできたクルマの数々。
俊二:(写真中央の)カローラなんかもドアから天井まですべてベニヤ板を貼ってましたね。
ー 改造もお得意なんですか?
俊二:1980年代にバニング(バンライフのことをバニングと呼んでいた時代も)が流行っていて、あるとき改造専門のショップに行ってスタッフの作業を見たときに「これだったら自分でもできる」と思って、改造をはじめて。
ー そもそも、バンライフをはじめたきっかけはなんだったんでしょうか?
俊二:昔、波乗りをしていて、そのときに車内で寝ることができるクルマが流行ってたんです。そこからカローラを自分で改造したのがはじまりでしたね。当時20歳だったから、もう43年も前ですが(笑)。そこから子供ができて、妻もキャンプに行きたいっていうことで、クルマを段取りせないかんとなって、過去にはハイエースのスーパーGLなんかも乗ってましたね。それも自分で棚を取り付けたりしてね。
紀子:そのハイエースは長いこと乗ってましたね。そこからアコードとか、BMWなんかも乗っていて、「GORDON MILLER MOTORS」。
ー 以前のクルマに不満があって、乗り換えたんでしょうか?
俊二:ちょうどそのタイミングで先代が亡くなったり、息子たちも巣立っていって、妻と「久しぶりにキャンプでも行こか」という話になって。
紀子:でも、そのときはN-BOXに乗ってはったよね。
俊二:そうやね。それでも寝れるは寝れたんですけど、もっと快適に、クルマのなかで寝たいと話していて。で、なんとなくオートキャンプの雑誌を眺めて見つけたのが「GORDON MILLER MOTORS」だったんです。
どこでも宿泊できる安心感
ー いわゆるキャンピングカーの選択肢もあったんでしょうか?
俊二:もちろんありました。だけど、冷静に考えると、キャンピングカーを買ったとしても年に何回使うんだと。その点、「GORDON MILLER MOTORS」はコンパクトで普段使いもできますからね。
ー ほかにも、キャンピングカーとの違いや魅力はありましたか?
俊二:全面に木を使っているのが好みだったのと、余計な装飾がないことも惹かれましたね。それだと、自分でビスを打ったりして改造もしやすいんです。とはいえ、大きな改造をする必要ないくらい完成されていますけど。
典子:私はこの色がかわいくて好きですね。二色あったけど、絶対こっちがよかってん。
ー いま、「GORDON MILLER MOTORS」に乗られてどのくらいですか?
俊二:2021年4月に購入したので、2年近くですね。
ー 実際に乗られてみて、いかがですか?
典子:時間に縛られず、どこにでも行けるところが好きですね。
俊二:それもあるし、いままでは、どこかへ行った場合「その日のうちに帰らなあかん」という頭になるんです。だけど「GORDON MILLER MOTORS」の場合、遠出して途中で疲れたら、どこかに停めて寝られるんです。この間も高知県にクルマで行ったんですけど、帰りに疲れちゃって、途中の島で停車して、仮眠してから帰ってきましたね。
典子:1時間でも寝られたらスッキリしますから。私はほとんど運転しないんですけど(笑)。
ー 運転は俊二さんなんですね(笑)。
典子:98%そうですね(笑)。
ー ほかにメリットは感じてますか?
典子:購入して最初の頃は、おじいちゃんが生きていて、ご飯の支度も私がしなきゃいけなかったんです。時間は決まって午後6時。だから、遠出は難しかったんです。でも「GORDON MILLER MOTORS」があれば、おじいちゃんにご飯を出した晩に出発して、行きたい場所の近くで寝て、朝起きてからいきなり遊べるじゃないですか。そんな時間の使い方ができるようになったのは、うれしかったですね。
ー 最近はどのあたりに行かれてます?
俊二:和歌山の白浜だったり、淡路島にもよう行ってましたね。
典子:行動範囲もグンと広がりましたよ。
ー ホテルも予約しなくていいわけですもんね。
典子:そうそう。どこでも泊まれるという安心感ですよね。
俊二:それと仕事柄、やっぱりお客さん主体なので、前もって予約できへん。けど、これやったら、本当に思い立ったりスケジュールが急に空いたタイミングで、どこにでも行けるんです。
※「慣れたら簡単ですよ」と、テーブルのある状態からフルフラットにトランスフォームさせる俊二さん。
※運転席と助手席の間に設置されている花ちゃん専用のシート。
ー 今日はテーブルが設置されていますけど、この形状で使うことはあまりないですか?
俊二:どこも行かないときはテーブルにしてますよ。いまみたいに、庭でご飯を食べるときなんかは、この中でお茶を飲んだりね。
ー 内装も、いろいろと手を加えられてますよね。
典子:一番は運転席と助手席の間に花ちゃんの台を作ったことですかね。夫のお手製で。
寝坊するほどぐっすり眠れる
※「GORDON MILLER MOTORS」のオーナーズキャンプで配られるペナントを車内に装備。
※キャンプに必要な小物を収納している「GORDON MILLER」のカーゴボックス。「サイズもちょうどいい」と俊二さん。
ー 実はいま、購入を迷われてる方がとても多く、そういう人たちに向けて、改めてメッセージをいただけますか?
典子:絶対に買って損はないと思います。迷ってるなら、一度試乗してみるのがいいかも。
俊二:繰り返しになりますけど、ほんまにキャンピングカーと違って、街で乗るときは普通のクルマとして使えますしね。
典子:思い立ったら、すぐ出かけられるし。
※自分専用の席を気に入っている花ちゃん。
典子:「最初はほんまに寝れるんかな?」と思ってたんですけど、実際に朝寝坊したことがあるくらいしっかり寝られます(笑)。あと、このクルマやったら、ダブルの布団のサイズとピッタリだから、そういう点でも楽かもしれない。
俊二:こういうクルマを考えてる人っていうのは、クルマの運転も好きやと思うんですよ。そういう点でも、このクルマは運転していても面白いから、おすすめしたいですね。
典子:そうなん?私は、走り心地はあまり好きじゃないねんけど(笑)。