GORDON MILLER ONLINE STORE

車中泊できるレンタカーでめぐる、冬の杵築市城下町と海辺の街

2026.01.27 車中泊できるレンタカーでめぐる、冬の杵築市城下町と海辺の街


山香町から、城下町と海へ。近さが心地いい、杵築の一日。
山香町から車で20分ほど。同じ杵築市の中に、市街地と城下町、そして海がある。山側に広がる山香町から、なだらかな道を下っていくと、町の景色が少しずつ変わっていく。山の気配が薄れ、家並みが集まり、やがて海が視界に入る。地図で見るとコンパクトだけれど、実際に走ってみると、山・町・海がきれいに折り重なっているのがよくわかる。冬の杵築は、そんな地形の輪郭がはっきりしていて、移動の距離も、気持ちの動きも、自然とゆっくりになる。今回は、車中泊できるレンタカーで、城下町から海辺までを、一日の流れに任せてめぐった。

まず向かったのは、海沿いにある 海の時間。杵築の冬のグルメといえば牡蠣だ。せっかくなのでと近くに住む友人を呼び、海の幸を楽しむことにした。冬の海を目の前に、杵築の食材を使った海鮮バーベキュー。佐伯の屋形島でとれるというヒオウギ貝を味わう。メニューにはピザやパスタなどのイタリアンも並び、海の幸と一緒に、気負わず楽しめるのがうれしい。窓の外では、波が静かに寄せては返す。冬の海は派手さはないけれど、その分、落ち着いた景色が広がっていた。食後もしばらく、席を立たずに海を眺めて過ごした。

海の時間
・住所:大分県杵築市杵築字北浜665-916
・営業時間:11:00〜15:30(L.O.14:30)/17:00〜20:30(L.O.19:30)
・定休日:毎月第3水曜日、年末年始
・情報:https://uminojikan.com

「海の時間」のすぐ隣に広がる 杵築市海浜夢公園。食後に少し歩くのに、ちょうどいい距離だ。園内には野鳥観察用の小屋があり、そこから眺める海は、一枚の絵のように切り取られている。遊具も整備されていて、子ども連れにもおすすめしたい場所。休日には、家族で訪れる人の姿も多いという。敷地内には広い駐車場と、24時間利用可能なトイレがあり、時間を問わず使えるのも、バンライフ旅ではうれしいポイントだ。

杵築市海浜夢公園
・住所:大分県杵築市大字杵築字北浜665番14
・利用時間:常時開放
・定休日:なし
・備考:駐車場あり/24時間利用可能トイレあり

3.ロードサイドの喫茶店「紙ふうせん」

一休みしようと213号線沿いにある、山小屋風の喫茶店「紙ふうせん」に入る。木の外観が印象的で、通りがかるたびに気になっていた場所だ。中に入ると、心地の良いジャズミュージックがながれており、常連さんらしき人たちが思い思いに過ごしている。ここは観光客向けというより、地元の人の憩いの場。ドリンクのメニューはもちろん、食事の種類も充実していて、昼でも夕方でも、気軽に立ち寄れる空気がある。こういう店に入ると、旅先というより、町の一部に少し溶け込めた気がする。

紙ふうせん
・住所:大分県杵築市大字杵築新町385
・営業時間:8:00〜17:00
・定休日:月曜日・火曜日
・情報:https://www.instagram.com/kamifusen_since_1979/

4.杵築城から町を眺める

城下町を見下ろす高台にある 杵築城。現在の天守は昭和45年に建てられた模擬天守だが、城山公園とともに市民に親しまれてきた場所だ。天守のそばに立つと、城下町の屋根、その先に海が見える。町と海がこんなにも近いことを、あらためて実感する。スタッフの方もやさしく、この町の成り立ちを丁寧に教えてくれた。

杵築城
・住所:大分県杵築市大字杵築16-1
・開館時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
・入館料:一般 400円/小・中学生 200円
・情報:https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4404/

5.城下町でひと息、「お茶のとまや」

訪れたのは、老舗茶舗 お茶のとまや。享保年間創業、280余年続く十代目の茶屋だ。純木造の入母屋造りの店舗兼主屋は、明治8年(1875年)築。平成30年(2018年)には、杵築市で初めて国の登録有形文化財に指定された。店内には、創業当時から使われている道具も並び、静かな時間が流れている。「次は、ゆっくり中でお茶を飲んでくださいね」そんな声をかけてもらい、和菓子とお茶を選び、車へ戻る。車内でひと息つくと、やさしい甘さが口に広がる。外は冬の冷たい空気だけれど、車の中は静かで落ち着く。好きなタイミングで休めるのが、車旅のいいところだ。

お茶のとまや(冨屋茶舗)
・住所:大分県杵築市新町385
・営業時間:9:00〜18:00
・定休日:第2・第4木曜日、1月1日
・料金:商品・喫茶利用は有料
・情報:https://tomaya-tea.net/

6.住吉浜の夕日

日が傾きはじめたころ、やはり海に行きたいと思い立ち、住吉浜 へ向かう。海の向こうには別府の町と山が見える。冬の海は、夏とは違って色が深い。刻々と変わる空の色を眺めながら、太陽を見送る。暖かい季節にはマリンスポーツも楽しめるという。また違う季節にも、この海を見に来てみたい。

住吉浜(住吉浜リゾートパーク)
・住所:大分県杵築市守江1165-2
・利用時間:8:00〜18:00
・料金:無料
・情報:https://sumiyoshihama.com/

7.地元に愛される一杯、元禄うどん

夕日を見たあと、そのまま海沿いを走る。冷えた体を温めたくなり、地元に愛される元禄うどんへ。駐車場からは暗いグラデーションになった空と海が見える。あたたかいだし汁が体にじんわり沁みわたる。店内は賑わっていて、人々の会話の声に心もほぐれた。

元禄うどん
・住所:大分県杵築市守江3903
・営業時間:10:30〜21:00(L.O.20:30)
・定休日:第2・第4水曜日
・情報:https://www.instagram.com/gennrokuudonn/

8.一日の終わりを、海辺で

海沿いの道を走り、今夜の車中泊場所を決める。ふたたび城下町を横切り海へ。一日の景色を思い返しながら、「もう今日はここでいい」と車を停めた。車中泊できるレンタカーだからこそできる、マイペースな旅だ。この日は冬にしては暖かく、寝袋とマットで十分だった。波の音を遠くに聞きながら、静かな夜を迎える。特別な準備をしなくても、旅はちゃんと形になる。そんなことを感じさせてくれる、杵築の夜だった。

今回の旅先
VANLIFE RENTALCAR by GORDON MILLER→ 海の時間 → 杵築市海浜夢公園 → 紙ふうせん → 杵築城 → お茶のとまや → 住吉浜 → 元禄うどん
日程:1泊2日
走行距離:約20km前後

【著者:みく】
VANLIFE RENTAL CARのスタッフ。福岡から大分へ移住し、自然に囲まれた暮らしを送りながら、アートや旅を楽しんでいる。バンライフならではの自由な時間や出会いを表現の源に、仕事と日常を行き来しながら、旅の楽しさと暮らしの豊かさを伝えている。


レンタカーについてのご予約・詳細はこちらからご確認いただけます。