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車中泊できるレンタカーでめぐる、玖珠への道と静かな時間

2026.04.13 車中泊できるレンタカーでめぐる、玖珠への道と静かな時間


朝、車を走らせて玖珠町へ向かう。目的地はあるけれど、この旅は道そのものを楽しむ時間でもある。寄り道しながら気ままに進み、その土地で見つけたものを夜の車内で味わう。翌朝は、きりかぶ山の景色を眺めながら旅を締めくくる。今回は、車中泊できるレンタカーで、玖珠町までの道と、その先で過ごす静かな時間を巡った。

杵築市山香から出発し、宇佐市安心院、院内を通って玖珠町へ抜けるルートは、走るだけで気持ちが整っていく。広がる田んぼ、静かに流れる川、奥に続く森林。その向こうに重なる山の稜線。ところどころに咲く花が、季節の移ろいを教えてくれる。目的地に急ぐ必要はなく、ただ景色を眺めながら進む時間が心地いい。

2.立ち寄りたくなる場所「菅原農園」

山香を抜けてすぐ立ち寄った菅原農園。大分県杵築市山香町の山あいで、季節の野菜や果物を育てる農園だ。安心して食べられるものを届けたいという思いから、農薬や化学肥料を使わず、国産バナナの栽培にも挑戦している。今は、直売やカフェ、体験がゆるやかにつながる場所づくりも進めているという。

菅原農園
住所:大分県杵築市山香町周辺
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=菅原農園

3.山あいの休憩所「奥山七福神 里の駅」

道路沿いに看板を見つけて車を停める。東奥山七福神。国道387号線沿いに突如現れる七つの大岩で、地元では七福神として祀られているそうだ。標高543mの高地にあり、見晴らしも良い。大きな観光地というより、道の途中で出会う景色のひとつ。こういう立ち寄りが、旅のリズムをつくってくれる。

奥山七福神 里の駅
住所:大分県宇佐市安心院町奥山
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=奥山七福神

4.気になっていた景色「宇佐のマチュピチュ」

何度も看板を見かけて気になっていた場所。宇佐のマチュピチュと呼ばれる景色は、想像していたよりも静かで、どこか不思議な広がりがあった。山肌のかたちや段々に重なる風景を眺めていると、この景色が地元の人たちに大切にされてきた理由が少しわかる気がした。

宇佐のマチュピチュ
住所:大分県宇佐市院内町西椎屋
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=宇佐のマチュピチュ

5.時間の止まる場所「豊後森機関車公園」

玖珠町に入り、立ち寄った豊後森機関車公園。静かに佇む機関車と、そのまわりに広がる空間。かつてここを走っていた時間を想像しながら、ゆっくりと歩く。少しだけ時間がゆるむような場所だった。

豊後森機関車公園
住所:〒879-4403 大分県玖珠郡玖珠町岩室36−15
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=豊後森機関車公園

6.川のそばで過ごす夕暮れ

町を抜けて、玖珠川の河川敷へ。水の流れる音と、広がる空。夕暮れの空を堪能する。何もせず、ただそこにいるだけでいいと思える場所。時間が少しゆるむような、そんな感覚になる。車を停めて、少しだけ外に出て深呼吸する。

7.町の中の小さな魚屋「貴水」

町の中で見つけた魚屋に立ち寄る。派手さはないが、地元の空気がそのまま残っているような場所。次々に地元の人が訪れる。こういう店に出会うと、その土地の暮らしが少しだけ見える気がする。

貴水(たかすい)
住所:大分県玖珠郡玖珠町塚脇179−2
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=貴水

8.一日の終わりに「みしま温泉」

一日の終わりに向かったのは、みしま温泉。静かな場所にある温泉で、ゆっくりと体を温める。派手さはないが、しっかりとした湯が体に染み込んでくる。シャワーから出るお湯も温泉で、体を流す時間さえ気持ちいい。露天風呂もあり、外の空気と湯の温かさがちょうどよく混ざり、自然と力が抜けていく。

みしま温泉
住所:大分県玖珠郡玖珠町森806−606
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=みしま温泉

9.車中飯と晩酌

拠点に戻り、車内でゆっくりと夜の支度をする。スーパーで見つけた地元のにごり酒「八鹿」と、魚屋で買った寿司を並べる。にごり酒はやわらかな甘みとすっきりした後味があり、食事にも合わせやすい。パックのままでも十分だけれど、少しだけ器に移し替えると、それだけで今夜の食卓になる。外は静かで、遠くの音だけが聞こえる。移動の途中にいるはずなのに、ちゃんと落ち着ける場所があるのがうれしい。車中泊の夜は、こういう時間がいちばん贅沢なのかもしれない。

10.朝の木漏れ日

翌朝、外に出るとやわらかい光が差し込んでいた。木漏れ日がゆっくりと揺れ、静かな朝がはじまる。山の香りを感じながら、あたりをゆっくり散歩する。

11.町の拠点「道の駅 童話の里くす」

朝の流れで立ち寄った道の駅 童話の里くす。地元のものが並び、旅の途中にちょうどいい場所。町の空気を感じながら、地元で採れた野菜や平飼いの卵などを選んで帰ることにした。

道の駅 童話の里くす
住所:大分県玖珠郡玖珠町帆足2121
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=童話の里くす

12.やさしい一杯「春日うどん」

少し遅めの朝食に春日うどんへ。大きな看板のある、昔ながらのうどん屋だ。店内には座敷席があり、窓の向こうには山の景色が見える。うどんに、とり天、ごはん、豆腐がついた定食を頼む。やさしい出汁の味が体に染みる。旅の終わりに、こういう一杯があるとうれしい。

春日うどん
住所:大分県玖珠郡九重町粟野1140−1
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=春日うどん

13.きりかぶ山と旅の終わり

最後にきりかぶ山を眺める。ぽつんとした独特の形の山が、どこかこの町らしい風景をつくっている。遠くからでもすぐにわかるその姿を見ながら、今回の旅を思い返す。目的地に向かうだけではなく、道そのものを楽しむ旅。寄り道を重ねながら、ゆっくりと進む時間。車中泊できるレンタカーだからこそ、その自由さを感じることができた。特別な場所じゃなくてもいい。「いい道だな」と思えるだけで、旅はもう十分なのかもしれない。

伐株山
住所:大分県玖珠郡玖珠町山田
Googleマップ:https://maps.google.com/?q=伐株山

■今回の旅先

DAY1
山香 出発 → 安心院へ続く道 → 菅原農園 → 奥山七福神 里の駅 → 宇佐のマチュピチュ → 豊後森機関車公園 → 玖珠川河川敷 → 町の中を散策 → みしま温泉

DAY2
拠点 → 朝の木漏れ日 → 道の駅 童話の里くす → 春日うどん → きりかぶ山

【著者:みく】
VANLIFE RENTAL CARのスタッフ。福岡から大分へ移住し、自然に囲まれた暮らしを送りながら、アートや旅を楽しんでいる。バンライフならではの自由な時間や出会いを表現の源に、仕事と日常を行き来しながら、旅の楽しさと暮らしの豊かさを伝えている。


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