前回、ワイングラスホルダーの相談へ伺ったGORDON MILLER MOTORSオーナーのまささんから連絡があった。「ワイングラスホルダーできたよ。」え?できた?予想外の連絡を受け、さっそくまささんの家へ。群馬まで行くので、その後は夏の終わりの赤城山をバンライフで楽しむことに。
目次
1.まささんお手製の真鍮製ワイングラスホルダー2.近所のオーナーさんも集まってDIY相談とプチオーナーオフ会
3.夜は赤城ときわぎの森キャンプ場のRVパークで車中泊
4.夕食はオイルサーディンを使ったアヒージョと白ワイン
5.夏が終わり秋の兆しを見せる赤城山をドライブ
6.群馬バンライフの締めは南郷温泉しゃくなげの湯
1.まささんお手製の真鍮製ワイングラスホルダー


8月に伺った際は、木工をベースとしたワイングラスホルダーを作成する予定で、必要な材料と方向性の確認をしてその日を終えた。その後、まささんの脳裏に真鍮製のワイングラスホルダーが浮かんだらしい。そこで、ナチュールの名前入りで作成してくださったとのこと。これは嬉しすぎて興奮が止まらない。ネジも真鍮の風合いに合わせて加工したものを用意いただいた。渋すぎる。


不器用で、普段はDIYの類を全くしないナチュール。まささんに作っていただいた最高のワイングラスホルダーの取り付けは、せめて自分自身の手で。まささんに工具をお借りして慣れない手つきで車内に取り付ける。そして、ワイングラスをぶら下げる。最高だ。このオリジナルワイングラスホルダーが付いただけで、C-01への愛着が倍増する。
2.近所のオーナーさんも集まってDIY相談とプチオーナーオフ会

この日は、まささんの家から10分圏内に住んでいるオーナーさん2組もDIYの相談に来られていた。V-01とS-01を2台持ちされているオーナーさんは、S-01の後部座席に扇風機を取り付けたいというご相談。

車内のDIYについて話をするまささん達の会話は止まらない。天然木に囲まれた車内と必要最低限の装備で販売されているGORODN MILLER MOTORS。オーナーさんが購入した後は、自分自身のライフスタイルに合わせて車内を作り上げていけるのもGORDON MILLER MOTORSの魅力。


ワイングラスホルダーを取り付けた後、オーナーズキャンプやGATHERINGのイベントなどにもよく参加いただく茂木さんの車内を見せていただいた。最後尾の板を一段上げて、家族3人分の自転車を車内に積み込めるようになっている。しかも、板を一段上げることによってテーブルとしても使えるという素晴らしいアイデア。


DIYの相談をした後は、まささん宅の素敵なお庭でプチオーナーオフ会の始まり。アツアツのたこ焼きと手作りオードブルの数々。どれも美味しくて、木陰が気持ちよくて、最高な休日の午後。私は移動があったので我慢したけど、飲める方にはナチュールワインを添えて。

思いがけず、5台のGORDON MILLER MOTORSが勢ぞろい。しかも、V-01・C-01・S-01が横イチ並び。DIYで相談したいことはまだまだあるので、「また来ますね!」とお伝えしてみなさんとお別れ。こういう日を体験すると、各地でオーナーさん同士が集まってキャンプしたりお酒を楽しんでいるという理由がよく分かる。そして、この場を離れるときの言い表すことができない切なさ。これが、いわゆるロスというやつだ。
ただ、この日の5日後にGORDON MILLER GATHERING Vol.3で全員と再会したというのは、GORDON MILLER MOTORSオーナーのよくある話。
3.夜は赤城ときわぎの森キャンプ場のRVパークで車中泊


まささんの家を出た後は、道の駅まえばし赤城の「まえばし赤城の湯」で汗を流し、チェックイン時間ぎりぎりで赤城ときわぎの森キャンプ場へ。17:00まではハッピーアワーで生ビールが300円ということで(2025年9月15日現在)、さっそく風呂上りの喉の渇きを潤す。




赤城山のふもとにある赤城ときわぎの森キャンプ場は、オートキャンプもグランピングもできるキャンプ場だが、車中泊専用のRVパークも併設。RVパークのサイトも1区画が大きいので、オーニングも広げられるし焚き火台利用で焚き火もできて電源もある。車中泊メインの私には十分な設備。洗い場ではお湯が出て、シャワーやトイレも綺麗なのも非常に嬉しい。
赤城ときわぎの森キャンプ場
〒379-1116 群馬県渋川市赤城町持柏木1000
4.夕食はオイルサーディンを使ったアヒージョと白ワイン



これまでの記事で何度も書いているとおり、私は料理ができない。しかし、日が沈むと涼しくなるこの季節を楽しむために温かいものが食べたい。そこで、オイルサーディンに少しオリーブオイルを足して、フライドオニオン&ガーリックをふりかけてアヒージョっぽくした。ただ温めるだけだが、涼しくなってきた空気に温かい料理というのは心も温まる。合わせるのはオイルサーディンのラベルが描かれたオーストラリアの白ワイン。ミネラリーな飲み口とオイルサーディンがよく合う。暗くなっていく周囲を秋の虫の声が包み夜が更けていく贅沢な時間。
5.夏が終わり秋の兆しを見せる赤城山をドライブ


ナチュールのバンライフは曇りがちの天気が続いていたが、2日目の朝はすっきりとした天気。朝の陽ざしが木々をすり抜けてC-01のオリーブカラーを照らす。赤城ときわぎの森キャンプ場のチェックアウトは8:00からなので、8:00になったと同時にチェックアウトして赤城山へ車を走らせる。細い山道を登っていくと小沼駐車場に到着。そこから少し歩けば小沼展望地から大沼と赤城山山頂方面の絶景を眺められる。これからの紅葉シーズンもきっと記憶に残る風景が広がるんだろう。



小沼からさらに進んでいくと、わずか数分で覚満淵に到着。小尾瀬とも呼ばれる小さな湿原だ。湿原植物と高山植物植物に囲まれた水辺の散歩道は約40分で一周できる。秋には紅葉も楽しめるそうだが、今回は緑と小池の青のコントラストが美しかった。そんな中、赤とんぼが水辺の周囲を飛び回り秋の気配を感じさせる。


赤城山ドライブの最終地点は大沼。大沼は火山活動によって形成されたカルデラ湖で、夏はボート冬はワカサギ釣りのスポットとしても知られている。観光地化されているので駐車場も広くトイレもあって、ドライブの途中休憩にちょうどいい。
6.群馬バンライフの締めは南郷温泉しゃくなげの湯


今回も前回に続き、温泉県の群馬県でバンライフ。やはり旅の締めは温泉だろう。赤城山の登りは南側から上がっていったが、下りは北側へ。下りきったところにある南郷温泉しゃくなげの湯。一見、よくあるスーパー銭湯に見えるが、屋内は杉や檜などの木材がふんだに使われていた落ち着いた雰囲気。さらに、お湯は源泉かけ流し。源泉かけ流しの温泉は、味のある建物で入り辛い印象もあるが、こちらは非常にキレイな印象で家族連れも満足できそう。湯上り後は、畳で敷き詰められた広い休憩所でひと休みして、アイスコーヒーをお共に帰路へつく。
さて、次はどこへ行こうか。
南郷温泉しゃくなげの湯
〒378-0313 群馬県沼田市利根町日影南郷100
■今回の旅先
まささんの家~赤城ときわぎの森キャンプ場~小沼~覚満淵~大沼~南郷温泉しゃくなげの湯

【著者:ナチュール】
ワイン好きなGORDON MILLERスタッフ。特にナチュール系のワインが好きで、オーナーズキャンプでは参加された方々にワインを振る舞っている。プライベートではC-01に乗り、GORDON MILLERのカー用品やアパレルを私生活でも楽しみながら、その魅力を発信中。